「La Fraternité du Panca」シリーズ第2巻
Sœur Ynolde 072
章ごとの概要 Panca 2.docx - Google ドキュメント
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Chapitre 24 全巻の終わり
Chapitre 24 最終章
前段
銀河の神話と事実、神話の章。FaoukのKolkwinという神はきらびやかな剣で武装していた。この神の名が本章の最後にSilkに付けられる今後の名前の原型か。
本章
Duhogは一度はかわしたが、武器は全てYnoldeをクレバスから救い出すために使って無く、SIlkに殺される。
YnoldeとMihakの間ではcakraが互いに競っていたが、その間、MihakはYnoldeを殺せと命じる。しかし、Silkはためらって出来ない。やがて、二つのインプラントを持つYnoldeが勝ち、Mihakは焼かれ、死ぬ。
Ynoldeは何故私を殺さなかったのか問うと、Silfはあなたの優美さが私をためらわせた、私の師はためらったら自分の心に聞けと言っていた。
あなたの心は何と言っているのと問うてもSilfは答えない。そして、Ynoldeは徐々に平静な気持ちになり、Pancaの第3の兄弟からのエコーを感じる。
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私ActeaとWitmerはMihakの監視スクリーンのある部屋に居て、上記の出来事を見ていた。戦いの後、YnoldeとSilfは何やら話していたが、やがてSilfは立ち上がり、Mihakの死体をYnoldeのそばに持ってきた。そしてYnoldeは、かがんで、後頭部から針のようなものを取り出した。それは、インプラントに違いない。それからSilfはcakraを雪の中から取り出して調べていた。彼らはそこに日が暮れるまで居た。私たちはスクリーンを見ていたが、いつしか、眠ってしまった。
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YnoldeはインプラントをSilkの後頭部に挿入して、Pancaへの加入の儀式を行ない、いろいろ説明した。そして、Silfに自分の後頭部から2つのインプラントを取り出させると、かすかに、ありがとうと言って、Duhogの上に倒れた。
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私たちは2体の遺体を火葬にした。YnoldeとDuhogだ。そして遺灰は山頂にばらまいた。Mihakの死体は野獣の食べ物として焼かずに残した。
YnoldeはSilfに自分の若いときからの日記を預け、読むか、誰か適当な人に託すように言っていた。SilfはActeaにそれを託した。
SilfはPancaからの指令を受け、今後はKalkinという名前の3番目の兄弟として2番目の兄弟を探しに行かねばならない。しかし、この広い宇宙のどこにいるのかの指令はまだない。
Silfは山を下りるActeaとWitmerに続いて、山を下りる。
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