「La Fraternité du Panca」シリーズ第2巻
Sœur Ynolde 021
章ごとの概要 Panca 2.docx - Google ドキュメント
Chapitre 3 - 06
Chapitre 3
前段
銀河の神話と事実に登場する交通の章。
La Ceinture d’Obey オベイベルトは銀河の中の小惑星のベルトで、Epsilon du Pélopon とAlpha du Brasの
間に存在。始めは通過するのが危険であったが、シールド技術が進歩して通過できるようになった。しかし、宇宙の墓場と言う名前は残り、銀河観光の名所の一つとなっている。
本章
金髪美女Ynoldeは、チンピラを追い払ってくれたBroukと対峙している。Broukは裏の情報で、彼女が老婆に変装していて、宇宙空港へ行くつもりであることを知っている。そしてPancaの一員であることにも気付いている。しかしYnoldeは変装を取り、彼の腕に飛び込みたい気持ちと必死で戦いながら。何とか別れる。そして、父がどんな気持ちで愛する妻と娘を置き去りにしたかを思い、それを無駄にしてはいけないと自分を励ましつつ、嵐の中、寒さと孤独に耐え、空港に向かう。
そして、ようやく宇宙空港に着く。風雨で、変装が持つか心配であったが、何とか持ったようだ。そして、空港のカウンターでIDを提示してチェックイン。出発は予定通り明後日、既に、12,000人の搭乗予定者の内11,000人が手続きを済ませていた。
彼女は服を買い、シャワーを浴び、熱風で体を乾かしている時に、3人のphictに襲われる。彼女はphictが彼女の全裸の姿に一瞬ひるんだすきに、彼の銃派を避け、cakraで撃退できた。そして他の2人は逃げた。
しかしPhictは変装を見破れる器具を用意しているので油断できないと悟る。
そして、老婆の体の自分を鏡で見て、いずれ私も本当にこのようになるのだと思う。そして、死体を片付け、外に出て、慎重に進み、待合室に着き、巡回しているアンドロイドに食事を頼む。
彼女は安全を考えて、真ん中の席を選び、食事を始める。光速の1/7の速度で3ヶ月の旅だが、前段に説明のあるオベイベルトを通過するのだと思う。彼女の周りでは、子供たちが遊んでいた。やがて、ある少年が近づいてきて、Fangoでは何をする予定ですかと問う。彼女は、私は103歳、もう長くは生きられないので、旅をしたかったと答え、少年と会話が始まる。少年は間もなく17歳、名前はHarmil、彼女は、私はAlminaと自己紹介する。少年との話で、弟を残してきたこと、更に、弟を生んで、母は死んだことを思い出す。雪の中に二人で取り残された家族をある婦人が気にかけ、世話をしてくれたのだった。そして弟が20歳になった時、十分な資産を残して、父探しの旅に出た、弟は詳しいことは何も知らない。
いろいろ話をしていて、少年は、彼女は年齢が1世紀を越える老婆だが、何か、不思議に若いところがあると感じる。
近くに少年の家族がいて、母親は、彼が見ず知らずの老婆と話をしているのが気に入らない様子。
父親が、急に政府の仕事でFangoに行くことになり、ここには戻らない。彼女も片道切符での搭乗。
少年は宇宙船でまた会えるといいですね、と言って、家族の所に戻る。
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