La Fraternité du Panca 1. Frère Ewen
505 - 515 / 574
+++++++++++++++++++++++++++
主人公Ewenの章です。
前段は、古いタイプの宇宙船のパイロットについてです。
彼らには、メタボを遅らせる薬を飲むことは、許されません。ですので、目的地に着く頃には歳をとり、出発地に戻ることも、目的地で新しい人生を求めることもできません。一体何が、一生を捧げる決意をさせるのか。
残される家族への手当、そしてパイロットへの報酬だけでは説明がつきません。
しかし、パイロットたちの証言によれば、出発地に居ては、決して得られない、深奥宇宙での平和な時間こそが最大の報酬、動機のようです。
本章です。
Ewenは(反対に)ドアによって後ろに、はじき飛ばされます。CakraはEwenの手を離れ、数メートル離れた床に転がりました。彼は這ってそこに行き、それをつかむと、何か金属の盾に守られたようで、彼の上に来たElbeoreは、怒ったように叫び、そして、目にも止まらる速さで、逃げました。
Ewenの後頭部の傷は、そこから少しamnaが見えるほどでしたが、重症ではなく、Sayiが手当てをしました。
3人は一息いれて、引き続きElbeoreを探すことを相談。
その後、Ewenは二人の隣のキャビンに移りました。Ewenは家族を失いましたが、星は、新しい家族を与えてくれたようです。
その後、7か月間もElbeoreは捕まらず、その間に更に殺人を繰り返しました。
しかし、ついにアンドロイドが異常な気配のあるキャビンを突き止め、3人を案内します。その通路で、殺人で血だらけになったElbeoreと出くわします。彼女は、殺人をしたばかりで、気配を察知し、逃げる間が無かったのです。
Ewenはcakraの火を彼女に向けます。彼女はものすごい速さと敏捷さで、何度も火を逃れますが、ついに力尽きて、焼かれます。
最後は、兄Olmeoが分かり、母親に、無理にやらされて、仕方がなかったと伝えて下さいと言い、そして、灰になりました。