仏語再勉強の軌跡

フランス語の本が楽しめるようにするのが今年の目標

忙中閑あり

昨日は4回分の試験をやって疲労困憊しました。特に準2級は問題形式が初めてでしたので、相当疲れました。

今日は、気分転換にカミュの短編集の英訳を読みました。最初の一つだけです。

カミュは、フランスと生まれ故郷のアルジェリアを何回も往復するわけですが、最初の短編は砂漠地帯を取材等で旅行した体験がベースにあると伝記に書いてありました。主人公は女性ですが、明らかにカミュの分身ですね。オアシスの砦に夜に登って満天の星が砂漠に沈んで行く状況を書いています。そして、そこで時間が止まり、この地は本来の住人であるアラブのものであると共感する体験をします。その点は、いろいろ書くことがありますが、今回はこれだけにします。

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翻訳本の表紙が満天の星をイメージしてますね。カミュは西を見たわけです。だから星が沈んで行く。大地は動かない。これと対照的なのが、Thomas Hardy の Far From The Madding Crowd の冒頭です。主人公は東に向かっている。だから星は上がるという感覚でなく、大地が沈む、前に進んでいるという感覚になるわけです。何もない広大な所で空気が澄んでいないとそんな体験はできないですね。

 

主人公の名前がJanineです。カミュは友人、知人の名前を拝借して本の中で使っていると、どこかで読みました。Janineはフランスの大手出版社の社長の甥の細君の名前です。最後の自動車事故はその甥が運転、Janineは後部座席でしたが、怪我だけで助かりました。

私のメル友にもJanineがいます。文学と美術が共通の話題で、メールを往復2000ほど、やり取りしましたが、最近はご無沙汰しています。2006年にコスタリカに用事で行きましたが、その途中で会いに行きました。フィラデルフィア郊外の小都市です。ロッキー1のランニングの背景となったフィラデルフィア美術館、それとロダン美術館を案内してもらいました。

フィラデルフィアへはニューヨークから列車で往復しました。そして、ニューヨークでNewsweekで読んでいたNaked Cowboyを見て写真を撮りました。相当昔のことで、今はどうしていることやら。

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