La Fraternité du Panca 1. Frère Ewen
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副主人公Olmeoの章です。
前段はEwenの娘のYnoldeの日記。
彼女は、Ewenを地下の迷路を通って空港に案内し、そこで襲われ、殺される寸前の彼を助けたYuctaに会います。
YnoldeはYuctaから父のEwenが20年前に、別システムの星の、ある惑星に行く大きい宇宙船に乗ったことを聞きます。初めはガッカリしましたが、20年間で宇宙技術は著しく進歩し、追いつける可能性があり、追いかける決心をします。弟は母も失い、姉とも今生の別れになりますが、決意は変わりません。
本章では養女のSayiとOlmeoがメタボを遅らせるハーブを飲んいないことが書かれています。
二人は義理の兄弟姉妹になるので、愛し合うことは、母親を含め、所属する社会集団からは許されない関係となります。それで二人は今までの時間のまま生きることを決意します。
見知らぬ土地への旅は80年かかるわけで、はたして、どうなることか。
Sayiのキャビンは32階。二人はそこで同棲のような生活を始めます。
そして出発から3年たったころEwenに会います。Ewenは、ひげをはやし、痩せこけ、始めはわかりませんでしたが、眼は変わらず。そして、彼も、ハーブを飲まず、今までの時間のまま生きていることを知ります。
