The Caves of Steel - Wikipedia
014
5. Analysis of a Murder
(殺人の分析)終わり
--- 5. Analysis of a Murder
(殺人の分析)
二人きりになり、まずはLijeが考えていることを話す。ニューヨーク市民には反ロボットの感情があり、ロボットの居ない昔に戻ろうという運動が確かに存在する。しかし、それは、暴力を伴うものではない。だから、組織的な犯罪ではなく、急進的な考えにとりつかれた個人の起こした犯罪ではないか。
しかし、Daneelはそうでないとの考えを話す。もし、個人ならば、閉ざされた鋼鉄都市のニューヨークから出て、歩いて殺人現場であるSpacetownに来たことになる。その数多い出口と、歩くであろう地域をくまなく調べたが、通った形跡はない。だから、次は、ニューヨーク市内を調査して、殺人を犯す可能性のある組織を絞り出すしかない。
Daneelは調査するロボットであり、それはそれで良いが、それだけでは足りない、とLijeが言う。Daneelは自分は「正義感」を強化されていると話すが、Lijeは仰天し、かえって不信感を抱く。
その時、Jessieが帰ってくるが、彼女は、Daneelの眼を見つめて、あなたはロボットですねと問いただす。Daneelは平然と「そうです」と返事。
(殺された学者は、人間とロボットが共存する世界を目指す考えを持っていた)
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一年は早いですね。