仏語再勉強の軌跡

フランス語の本が楽しめるようにするのが今年の目標

Myself when young

Daphne du Maurierの自伝です。今朝、読み終わりました。幼少の記憶から、日記をつけだし、最初の小説の出版の成功から、結婚までが書かれています。書評では、率直に自分の体験と思いを書いているとありました。確かに、ここまで書くかという部分も相当ありましたが、ロンドン等でのご乱行については、記述がぼけていました。
3姉妹の真ん中で、姉と妹は現状に満足しておとなしく生きているのに、本人だけは何故か、全ての束縛を嫌い、経済的、精神的独立を、書くことで実現しました。父及び祖父が有名人であり、それがデビュー時に大いに役立ったということを勘案するとしても、本人の努力と天与の才は、いずれも驚嘆あるのみです。自分がいかに小さいかを再認識するわけですが、その認識を大切にしつつ、残りの人生を生きるしかありません。

藤田画伯の本は数日前に読み終わりました。こちらも、本人の努力と天与の才は、いずれも驚嘆あるのみ。