仏語再勉強の軌跡

フランス語の本が楽しめるようにするのが今年の目標

The Loving Spirit

この出版以前に短編、雑文は出版されていますが、Daphne du Maurierの長編小説としては処女作です。22歳でこのような作品が書けるということは驚きです。400ページ程ですが、自伝によれば、出版社の要望、指導により、相当思い切って削ったそうです。そのせいかも知れませんが、Part1,2の力強さがPart3,4ではやや失われて、竜頭蛇尾の感じがしました。しかし、それだけ最初のJanet Coombeが強烈な印象を与えているということかも知れません。