Camus - Casarès Correspondance 003
カミュとカザレスは1944年6月6日、連合軍がノルマンディーに上陸した日の夜に愛人関係になったとか。この書簡集は二人が舞台演劇を通じて知り合った、その頃から始まっています。
これは書簡集ですが、いわゆる手紙だけでなく、カザレスが舞台で演じている時に、楽屋に残したメモのようなものも含まれています。
全体で865あり、1959年12月30日が最後で、それは翌年1月4日にカミュが突然死する直前です。
今回はNo.1からNo.9迄。
赤でアンダーラインしましたが、強烈な愛の言葉、文章が目立ちます。私など、照れて、全身が痒くなるような感じです。
いわゆるラブレター集ではありますが、当時の社会情勢や、やっていること、考えていること、付き合っている周りの人々の人間模様も浮かび上がり、面白い。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++