仏語再勉強の軌跡

フランス語の本が楽しめるようにするのが今年の目標

Thoughts on dying

どちらもすでに読んでいましたが、今日は、右側のTuesday with MorrieをAudibleからdownloadして聞きました。最初の10分ほどに著者の初版出版10年後の朗読に対する解説、そして、最後の10分ほどにMorrieの肉声が入っていました。特に最後のMorrieの死の直前の肉声が印象的でした。

Morrieは自分がALSという不治の病で死ぬという認識の中、最後まで、教師として行き切る道を貫きました。下の世話を人にしてもらうことも、食べさせてもらうことも、赤子の時に戻るのを楽しむという姿勢で、打ちひしがれることなく、人に何かを与え、喜んでもらう、ということに最後まで、徹しました。

タケシの本の中では、傷ついたライオンの話があり、自分で食べられなくなったら死ぬのが自然で、人に食べさせてもらってまで生きるのは、動物以下だと書かれています。私は、その時にならないとわかりませんが、現時点では、タケシ派ですね。Morrieのように教師を天職として生き、人に無形の何かを与え、喜んでもらうものがあると思えれば、それはそれで結構と思います。しかし、私には何もありません、回復の見込みがあるのならば話は別ですが、なければ、私は、Morrieのようには生きたくありませんが。。。。


タケシ
Morrie