仏語再勉強の軌跡

フランス語の本が楽しめるようにするのが今年の目標

The Rise and Fall of the LTTE

停戦交渉は何度も行われました。何故、停戦できなかったのか、この本の著者の意見はこうです。それは、プラバッカムを頂点とするゲリラ側が、本気で停戦する意思がなかったからだ。停戦すれば、プラバッカムは武器を捨てねばならず、彼は政治的なリーダーとはなれない。彼はあくまで軍事的リーダーであった。そして、それを自覚していたのではないか。

軍事的敗北をさとり、最後は家族を連れ、白旗を掲げ、投降したようですが、家族もろとも射殺されたように思われます。CHERANの詩にもそのときの様子が描かれています(http://d.hatena.ne.jp/toeic990/20150228#1425080498)。しかし事実は闇の中で、断定はできませんが。。。。
スリランカのシンハラ・タミルの対立は根が深く、部外者は口を出せませんが、容易に解決しない困難な問題と思います。