仏語再勉強の軌跡

フランス語の本が楽しめるようにするのが今年の目標

「異邦人」読了

ようやく終わりました。始めたのが1月8日ですから、4ヶ月弱です。紙の本の長さは実質163ページ、ノートは、A4相当で372ページになりました。

仏語朗読はYOUTUBEからダウンロードしましたが、あまり聞きませんでした。これから、じっくり聞いてみます。

英訳は、一応原文に近いというものと、かなり自由な、超訳?と評されるものと、二種類あります。原文と翻訳はかなり違います。私が「異邦人」全体の中で最も難解と感じた個所のノートを以下に付けます。

左の原文のすぐ下が私の英訳です。原文に忠実に英訳することを心がけています。フランス語をフランス語のまま理解する手助けとしたい、という考えです。ぎりぎり英語として意味が取れれば良いという考えで、語順もなるべく、フランス語原文の通りにしてあります。

左の下が、翻訳1で、一応、原文に近い???。右が翻訳2で、超訳です。 

以下、カミュの写真です。いい男ですね。顔の右にある文章は、小説の最後の章の一部ですが、まさに、ニヒリズムの極致を表現した名文と思います。そして、この小説は一体全体何を書きたいのかという問いに対する、答えになっています。

フランス語を始めて、ちょうど一年たちました。今後の方針は、また別途書こうと思います。