仏語再勉強の軌跡

フランス語の本が楽しめるようにするのが今年の目標

Autobiography

自伝を読みました。正直に書いている印象ですが、やはり、何か物足りませんでした。’Freedom at Midnight’に出てくるガンジーの記述が一番面白いと思いました。しかし、すごいですね。やることが徹底しています。性的禁欲だけでなく、食事等の制限も半端ではないです。菜食ですが、徹底しています。私は以前、カロリー制限とかゲルソン療法とかやったことがありますが、かえって体調を崩しました。ガンジーは瀕死の病気の時も、医者の忠告に従わず、自分の食事を通したようです。しかし、一回だけ、ヤギのミルクは飲んだようですね。
’Freedom at Midnight’によれば、妻が肺炎で死にかけた時、ペニシリンの注射を拒否して、死なせたそうです。しかし、晩年ガンジーの世話をしていた姪の娘が虫垂炎になった時は、医者に任せ、治ったそうです。徹底してないようですが、まあ、よしとしましょう。

今回のインドの選挙で敗れたネール初代インド首相のひ孫のガンジー(偉大なガンジーとは血縁なし)は40代ですが、私はインド及びその人民の為に命を捧げている、だから、私は家庭をもたない、と言っています。偉大なるガンジーのカリスマ性を得ようと努力していますね。貫けば、いずれ偉大な指導者になると思います。


上記はPenguin Modern Classics版で1,000円でした。しかし、左は100円です。どう違うのか興味があって、こちらも買いました。ガンジーの書いている部分は同じですが、上記は序文をガンジーだけでなく他に2人が書いています。また、目次もあり、脚注がいろいろ詳しい。これは一応自伝となっていますが、新聞に連載する形式で書かれていて、細かく分かれています。そういう意味で目次は必須で、目次からランダムにアクセス出来る点等、金額の差の価値があると、私は思いました。
勿論、人それぞれで、ただ一回流して読めばいいという人は、100円の版で十分でしょう。

誰かがブログで、源氏物語のような長編は、目次からランダムに読めるようになっているKINDLE版で読むのがいいと書いていましたが、同じことですね。いずれ私も通しで読んでみたいと思いますが。。。