仏語再勉強の軌跡

フランス語の本が楽しめるようにするのが今年の目標

インド映画「Water」

こんにちは、コロンババです。

今日のコロンボは、晴れ。 

 今朝も薄く雲が掛かっています 室温30度、湿度85%

 昨日はチキンを料理しました(骨つきモモ肉) 

 骨でスープを取り、骨周りの肉を取り除き「ダル(野良だけど性格がいいので皆から可愛がられている犬)」へ運びます 

 いつも運ぶ「カリカリ(犬と猫用のドライフードを混ぜたもの)」と比べると

「鶏肉」は喜び方が違います


★知人から借りて見た映画のお話です。 正直「ショック」でしたね

 皆さんは世界中で理解不可能な「因習」があることはご存じだと思います 

 その中でインド「ヒンドゥー教」の「サティー」と言う「風習」を聞いたことがあると思います 

 ”夫が死んで火葬される時、妻も火の中に入り死ぬ” と言うものです

 現在は法律で禁止されていると聞きますが・・・

 または、夫を亡くした妻は未亡人だけが集まる収容所寡婦の家」に送られ

 そこで質素な生活(粗末な食事、衣服、甘いものは厳禁)で一生を送ったそうです 

 現在、都会では見られないそうですが、インドの田舎では実在するそうです 

 「未亡人」は不吉とされてきたそうです

 映画は1938年英国領時代が舞台。 

「幼児婚(大人になったら結婚する約束)」させられ

 その夫となる人が亡くなり 8歳で未亡人になり「寡婦の家」に送られた少女(長い髪から剃髪させられる)と一緒に生活する「寡婦の仲間」の話です

 「寡婦の家」では生活費を賄うため若くて美しい女性は「売春」を強要されていました

 少女にまでも・・・・

 暗い話ですが 映画の終わりでは「ガンジー」が乗った汽車がその町に停車し彼の演説があります

 演説終了後、発車する汽車に少女が乗ることができ 希望が見えるところで終わります

 少女の将来を思い涙が溢れました お勧めしますよ

 ★★この映画は始めインドで撮影が始まりましたが

ヒンドゥー原理主義者」の妨害で続けるのが困難になりました

 その後、スリランカにセットをつくり撮影を終えた映画です(2005年)

 第79回アカデミー賞外国映画にノミネートされたそうです


 無邪気な少女の演技が涙を誘います

 ↓ 映画「Water」

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