仏語再勉強の軌跡

フランス語の本が楽しめるようにするのが今年の目標

和光大学オープン・カレッジ第8回

*インド美術史

石窟寺院について受講生の方々から、調べてきたことの発表がありました。皆さん、よく勉強しておいでで、感服しました。そして、石窟寺院についての講義が続きました。以下が私が特に面白く感じた点です。

石窟の75%が仏教のものであるのに、最終的にインドでは消滅。そして最古の石窟はアージーヴィカ教のもの。初めて聞く宗教ですが、仏教やジャイナ教と同時期に成立し、同等の勢力があったが最終的に消滅したそうです。

石窟は礼拝堂と僧侶の居住部に分かれ、居室部分は小さい石の部屋に石のベッドがある。ショパンとサンドが身を寄せたマジョルカ島の僧院にも同じような石のベッドがあったことを思い出しました。

イギリス人が虎狩りをしているときに発見したとされるアジャンタの石窟の発見当時の詳細なスケッチを先生がスライドで見せてくれましたが、これが非常に興味深いものでした。発見者の感動が伝わってきます。

タミル語

・受講生の一人が、南インド舞踊を本格的な衣装と化粧で、披露してくれました。いろいろな動物を表す手の形、体の動きが興味深く、顔の表情を含め体全体で、物語を語っている踊りなのだと感服しました。

・可能表現の復習をやり、第6課「所在・所有・状況・状態」の前半をやりました。上下、前後、内外等の表現、例えば、机の上に本があるとかの表現を大きいイラストを見ながら練習しましたが、なかなか覚えられるものではありません。これらを覚えてくることが宿題です。