仏語再勉強の軌跡

フランス語の本が楽しめるようにするのが今年の目標

ボーヴォワールは語る

平凡社ライブラリーの新書版です。著者がボーヴォワールをインタビューしています。サルトルと一緒にインタビューしているのもあります。今の私に一番興味が持てたのはボーヴォワール70歳の時のインタビューで、老いの客観的状態と主観的感情の間の矛盾についてです。コクトーの言葉を引用しています。

「最悪のことは老いても気持ちは若いままのことである」

ボーヴォワールの言葉では「老いたからだで若いと感じる」です。


コクトーは大昔『恐るべき子供たち』 Les Enfants Terribles, 1929年を文庫本で読みました。Wikiによると、いろいろな訳があるようですが、角川文庫のは東郷青児が訳していますね。翻訳もやるんですね。残念ながら、どの訳で読んだかは記憶にありませんし、本も、もうないです。