仏語再勉強の軌跡

フランス語の本が楽しめるようにするのが今年の目標

芹沢光治良027

「こころの窓」読了。

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著者が「人間の運命」を執筆中の昭和39年からの二年間に雑誌「主婦と生活」に連載したエッセーをまとめたもの。

物を大切にするというお話がフランスの習慣だけでなく、いろいろあるのが面白い。特に、養父から、著者が洋行するときに、これで毎朝ひげを剃るようにとプレゼントされた剃刀ケースは、執筆時点ですでに40年使用しているとのこと。ジレットの刃を変えればいつまででも使えるので、一生使うことになるであろうと書いている。

長命の著者は、この後さらに30年ほど生きるわけですが、はたして最後までそれを使い続けたのでしょうか。。。