仏語再勉強の軌跡

フランス語の本が楽しめるようにするのが今年の目標

芹沢光治良026

「サムライの末裔」読了。

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広島への原爆投下直後の惨状、その後の状況を描いた小説です。写真の内容説明を読んでください。

投下直後の焼けただれた人々の描写は何とも凄惨。よくぞ、そこまで描けたです。

この作品は「巴里に死す」の次にフランス語に訳された作品。いずれフランス語訳で再読しようと思います。

上記2作品の他に「巴里夫人」(仏訳ではアイダ夫人)の計3冊が仏訳されています。

これら3冊だけでなく、他の作品中にも、国際的に通用する文学作品が多数あります。仏訳あるいは英訳が望まれます。しかし、テーマが生と死、愛と別れ、女性の解放、戦争と平和、神と信仰とかの大きいテーマが中心で、近年の風潮には、真面目過ぎるのかも知れません。