カタカナ発音は「エシャルプ」、たすき(襷、手繦)、そして、スカーフのことです。
アルゼンチンで12月10日に新大統領が就任、そのニュースからです。
Il remettra l’écharpe présidentielle à Alberto Fernández ce mardi 10 décembre au Congrès.
以下の写真の泣き顔の旧大統領が、選挙に敗れ、新大統領にタスキを渡すわけです。
http://www.rfi.fr/ameriques/20191208-argentine-president-mauricio-macri-fait-adieux-partisans
大統領綬(だいとうりょうじゅ, Presidential sash)です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E7%B6%AC
アフリカ、中南米では、それが大統領の象徴とされている国が多いそうです。
日本のニュース。アルゼンチンで新大統領誕生。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191211-00000012-reut-s_ame
アルゼンチンはかつて冷蔵庫の発明、肉の輸出で先進国だったわけで、母を訪ねて三千里で、フランス人女性が女中としてアルゼンチンで働いていた物語があるくらいです。しかし、誇りが高すぎで、今では、国債をデフォルトした情けない国です。
以下、RFI の Les mots de l'actualité からです。
この「エシャルプ」は、中世の騎士が、敵、味方を判別するため、当時は制服がなかったために、身に着けた。そして、時代が移り、身分の上下を表すために、リーダーが着けるようになったそうです。
また、虹の女神アイリスが身にまとっているスカーフでもあり、天と地をつなぐ架け橋とか。