仏語再勉強の軌跡

フランス語の本が楽しめるようにするのが今年の目標

最近見たDVD

カミュの恋人、マリア・カザレス主演。いい映画です。お話としては、ハーディのテスに似たところがありました。(女性が自分の暗い過去を手紙に書くが、相手は読まずに、また、口頭で告白することなしに結婚してしまい、それが、結婚後に発覚する)

https://en.wikipedia.org/wiki/Les_Dames_du_Bois_de_Boulogne


映画の中に出てくる、ボローニュの森の滝の写真。やはり、熱海梅園の滝のように(規模は大分違うようですが)、滝の裏側が歩けるようになっている。映画製作の1945年当時の状態が、現在も、維持されているようです。
https://www.google.lk/search?q=bois+de+Boulogne+cascade&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ved=0ahUKEwi258G8oq_UAhUlSo8KHRndBz4QsAQIRQ&biw=842&bih=678

 It is a modern adaptation of a section of Denis Diderot's Jacques le fataliste (1796)
https://en.wikipedia.org/wiki/Jacques_the_Fatalist
 Diderotはいわゆる百科全書派の代表人物の一人。
https://en.wikipedia.org/wiki/Denis_Diderot
 主演女優のMaria CasaresはCamusの恋人。
https://en.wikipedia.org/wiki/Mar%C3%ADa_Casares
 カミュの女性遍歴は以下(ダンディーなので、さもありなんと思うが、サルトルと違い、いやらしさは感じない)。カザレスとは1944年に知り合い、1960年に死ぬまで16年間続いたそうです。
https://www.theguardian.com/books/1997/oct/15/biography.albertcamus


こちらにも、助演女優として、カザレスがthe princess of death役として出てきます。冷たいが、内に秘めた熱を良く演じてます。
元となったギリシャ悲劇とは内容が大分違うようですが。。。


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%94%B1%E3%82%92%E6%88%91%E7%AD%89%E3%81%AB

チャップリンのモダンタイムズより数年前の作品。チャップリンの真似かと思ったが、逆のようです。