仏語再勉強の軌跡

フランス語の本が楽しめるようにするのが今年の目標

'With the Begging Bowl'


Ediriweera Sarachchandraの'With the Begging Bowl'を読みました。彼の生誕100年を記念して、出版社でもある、ある書店の店舗の中央に何冊も展示してありました。
彼はスリランカ大使としてフランスに3年間赴任しました。この作品はフィクションですが、その時の体験が色濃く滲んでいることも確かなようです。
英語で書いています。かなり読みにくい部分もありましたが、面白く読めました。スリランカの現実がユーモアと皮肉たっぷりに書かれています。現実に私も体験して困った官僚制度の非効率な点とか、思わず笑ってしまうところも多々あります。そして、プロトコルという言葉は外交儀礼上のしきたりと、辞書で知っていましたが、それを監督するセクションがあり、Protocol Officerまでいて、儀礼を守らせるということが、現実のこととは、笑ってしまいました。日本も、おそらく、そうなのだろうと思います。。。私が知らなかっただけですね。。。