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主人公Ewenの章です。
前段はEwenが残した娘の手記です。娘が3歳の時に母親が失意・絶望のうちに弟を出産しました。母親は死に、弟は助かります。娘は、弟が一人でやっていける歳になるまで待ち、自分たちを捨て、母親を実質的に殺したと思う父親に復讐を誓い、探索の旅に出ます。そして、父親は17年前に、宇宙空港のある別の島に行ったことを知る。
本章では、Ewenと疑似家族を組んだ女性と子供二人が、5か月の無重力の旅を終え、惑星Hyemに降り立ちます。そこは気候が寒く、地下に大きな都市が広がっています。大通りを通ってホテルに向かいますが、女性のエレガントな姿は早速、殿方の注目を集めます。
Ewenは、この惑星の月から、最終目的地に向かう宇宙船に乗り、80年の旅にでるわけです。
