La Fraternité du Panca 1. Frère Ewen
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女性は、働いて貯めたお金で、男を喜ばせる技術を教える学校で学びます。
男が権力を握る世界で生きて行くためです。
Ewenは殺し屋としての訓練を受けた子供たちがいるので、私が後見人になる必要はないと話しますが、女性は、Ewenが火を使うのを人は見ている、そして、神話のヒーローと同化して見ている。だから私たち家族が落ち着くまで一緒に居てもらいたいと頼む。そして、人身売買組織が私たちを売春組織に高く売るために誘拐しようとしていることも話す。
Ewenは、星間宇宙船に殺し屋を送り込める組織と戦うことに比べたら大したことではないので引き受ける。女性は、その見返りに最高のパートナーとしてEwenにつくすと言うが、Ewenは、自分が何故、家族を捨てるように残し、80年かかる目的地に行くのかを知ろうとしないこと、聞かないこと、の二つを見返り条件とする。
蛇足ですが、Ewenは部屋を何とかきれいにして、死体は通路に出します。しかし、そのことは何も騒がれない。何事もなかったかのように5か月の旅が終わり、中継地に近づきます。Ewenはそのことで増々、自分を殺そうとしている組織が巨大で強力なことを知り、いかに自分が重大な任務を帯びているかを実感する。
更に、これはここまで読み進んで感じた背景ですが、人類は銀河系のあちこちに進出し、多数の文明が独自の世界を作り、すでに、最低でも1000年以上は経過しているようです。もっとかも知れません。中には自滅したり、戦争して滅びた文明もあるかもです。
