仏語再勉強の軌跡

フランス語の本が楽しめるようにするのが今年の目標

The Fires Within (11/104)

1947年8月"Fantasy"で初出版。"Reach for Tomorrow"に収録。

ソナー(超音波探知機)で地中を探索する試みが行われ、15マイル(24キロ)地中に人工的な構造物が発見された。それだけの深さだと、圧力と温度で、原子自体もつぶされて、生命が存在することは考えられない。しかし、映像は明らかに人工的な構造物、それも、巨大な都市のようなものだ。地下に知的生命体が都市を作っているという情報は、人類の哲学と未来に多大な影響を及ぼす。それ故、秘密裏に、詳しく調査を進めねばならない。

地中の生命体は、上層からと思われる人工的な超音波を捉えていた。しかし、上層は希薄で絶対零度に近く、生命の存在はありえない。探索のため、地上まで穴を掘り上げる。そして、その結果、地上の全てが破壊されてしまう。地中の生命体は、上記の内容が書かれた文書を発見、解読し、何が起きたのかを知る。上層の彼らが先に我々を発見したわけだから、彼らは我々よりも、高度な文明を持っていたかも知れない。壊滅してしまったのは残念なことだと科学者は考える。しかし、ここと地球の中心との間に何があるかは、全くわかっていない。そして、地上の文明がたどった運命は、明日は我々のものかもしれないと考え、戦慄を覚える。