仏語再勉強の軌跡

フランス語の本が楽しめるようにするのが今年の目標

2010-10-12

明日の和光大学タミル語」2回目でやる予定の第11課「動詞の時制」の予習をし、第2部文法補説の「動詞活用」の部分を眺めました。

英語と違い、比較的しっかりとした動詞の活用があるようです。ということは、言語の成立・発展時期に安定的な文化があったということだと思います。ラテン語系の言語と同様です。私はラテン語はやっていませんが、スペイン語を多少やりました。その複雑な動詞活用の基本は、ラテン語系の言語に共通だそうです。

英語の動詞活用は比較的シンプルです。微妙なニュアンスを、語彙、語順、イントネーション等の総合で表現します。歴史的に他言語との交流が多く、言語の成立・発展時期が激動していたせいかも知れません。だから逆に難しく、私など、途中中断はあったにしろ50年も触れていて、いまだによく分かりません。

そういう意味で、タミル語は取っ付きは悪いですが、地味に頑張れば、ある程度のレベルまでは比較的短時間で到達できるのではないかと感じました。しかし、それは海抜ゼロメートルの海岸から富士山の頂上を目指すようなものです。私はまだ、波打ち際の砂浜を、ようやく抜け出たくらいでしょうか。車で5合目まで行って、それから登るようなことはできないわけです。

実際に静岡県田子の浦の海岸から出発して富士山に登った外人観光客の記事がJTにあったのが印象に残っていて、サーチしたら以下にありました。

http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nn20100805f1.html