仏語再勉強の軌跡

フランス語の本が楽しめるようにするのが今年の目標

『鰯売恋曳網』

三島由紀夫の歌舞伎『鰯売恋曳網』が文楽作品に

産経新聞の記事 
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/100904/tnr1009040751001-n1.htm

Japan Timesの記事
http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/ft20100910a1.html

両方とも面白い記事ですが、私としてはJapan Timesの方に軍配を上げます。そのタイトル"From scorn to love: Mishima and Bunraku"にあるように、初め三島はDonald Keeneに文楽を軽蔑する発言をしていながら、自決の前は文楽に入れ込んでいたようで、思わずうなりました。

以前、須原一秀自死という生き方」という壮烈な本を読みましたが、三島に重ねると何となく心理が想像できます。もっと生きて活躍して欲しかったですが、人それぞれの生き様は、その人のもので、誰にも干渉できません。

タミル語の勉強はタミル文字と命令形のカードを復習しましたが、ザルに水を通したようなものです。