仏語再勉強の軌跡

フランス語の本が楽しめるようにするのが今年の目標

懐かしいマダム

今日は、コロンババです。

 今日のコロンボは、晴れ 。



毎週木曜日Jちゃん(ブラジル人)の家を訪ね、午前中オシャベリを楽しんでいます 

偶然なんだけれど以前住んでいたアパートのすぐ近くにJちゃんが住んでいるのです


 バスを降りて、Jちゃんの家まで行く途中、毎回顔見知りの人に会います もちろん「ダルとマロン(性格のいい野良犬、誰かから餌をもらっている)」もいますよ(笑)

 


昨日の事です、バスを降りて歩いていると 前方からニコニコ顔のマダムが歩いてきます 

 ババも見覚えがあるマダムです(この時は思い出せなかった)



 マダム : ○×△のマダムでしょう(住んでいたアパートの名を言う)? 
       元気だったの?  まだ日本語教えているの?(一度も言ったことは無い!笑)

 私   : お久しぶりです、お元気ですか?(この時は既にマダムの事は思い出した笑)
       犬たちは元気ですか?(マダムは2匹犬を飼っていた)
       引越ししたんですよ〜


 マダム : 犬は両方死んじゃったのよ
        あなたたちは今どこに住んでいるの? なぜ引っ越したの? 

       朝の散歩で会わないから・・・・・と

 

 マダムと私たちは毎朝の散歩が同じ時間帯だったので、話すようになっていたのです

 マダムの飼っていた2匹の犬は中型犬 マダムは1匹ずつ散歩させていました 

 以前2匹一緒の散歩中、急に2匹がダッシュ、その衝撃でマダムは転倒したんだそうです

 それからは1匹ずつ散歩をさせていたそうです(1匹の犬はババが散歩時被る黒いサンバイザーが怖いらしく、ババの姿を見ると、耳と尻尾を下げ急ぎ足になったんですよ 笑) 
 


 犬が好きなので、今はコッカースパニエルを1匹飼っていると言っていました


 コッカ―スパニエル犬は ↓ こちらね(マダムはアメリカンは付けなかった)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%8B%E3%82%A8%E3%83%AB



 久しぶりに会ったマダム、痩せたようだけど元気で良かったよかった 


 声をかけてくれ嬉しかったですよ〜

 ↓ 白い花がキレイだったので



 訪問ありがとうございます

「新しい人間観と生命科学」


多分三度目の全体通読です。何回読んでも新しい。著者の言うように、個体としての人間が死する運命にあるように、種としての人類も死する運命にあるように思えます。

今まで無限の世界にいるように自由に利己的に生きてきた人類が、世界は有限であるという事実に直面し、自己規制と共存・平衡の方向に自己を切り替えられるか、と著者は危惧しています。

アミノ酸にはL型とD型があるのに、地球上の全ての生物のタンパク質を構成しているアミノ酸はL型だけ、ウイルス、バクテリア、植物、動物の全てがそうだそうです。これは深い意味のある事実ですね。無限に考えが広がります。

医学の進歩が、今までならば死んでいた老人を生きながらえさせ、あるいは障害を持った人たちをも生きながらえさせている。種としての人類は弱くなっている。だからと言って適者生存の考えで、それらの人々を切り捨てる弱肉強食的考えはどうなのか。厳しい問題提起です。

弱者を犠牲にした強者だけの「恥ずべき生存の道」をとるか、弱者とともに生活し、そのために人類の終末を招くかもしれない「尊厳ある人類の終末」を選ぶか。

ほぼ40年前の論文、講演をまとめた本です。

昨今の世界情勢を鑑みると、第三の道を考える余裕は、今の人類には無いようですね。まだまだ、サル時代の群れ社会から進歩していないように思えます。群れが、国家とか、思想・宗教になっただけのようです。