仏語再勉強の軌跡

フランス語の本が楽しめるようにするのが今年の目標

「黄落」、「老い方の探求」

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8月6日に尊厳死協会の会員になったことを書きました。

日本尊厳死協会 - TOEIC満点・英検1級・仏検2級1次合格その後 (hatenablog.com)

その中で、佐江衆一氏の事を書き、再読したくなりましたが、スリランカを引き上げるときに処分して本はなく、アマゾンから取り寄せて読みました。最初に読んだのは、オンライン日記をチェックしたら、2004年の8月でした。一時帰国用に買ってあった熱海の小さいマンションから東京の母の家に介護で通っていた頃で、身につまされながら読みました。

翌年、義父が亡くなり、伊豆の国市に一軒家を借りて、そこに母を引き取り、私が同居し、ヘルパーさんの力を借りつつ、約1年介護しました。そして、「黄落」の母親と同様、大腿骨骨折で手術となりました。その後、リハビリ病院に転院させましたが、一人でトイレに行かせることは危険で、施設に入れるべきだとの医師の判断で、老健、特養とたどり、2010年10月に、88歳で特養にて亡くなりました。

この2冊は老親を持つ人の必読書ですね。素晴らしいです。考えさせられます。

佐江衆一氏は、これらの本の中で描かれている長寿、老怪であった父親のように、もっと長生きされると思っていましたが、86歳、肺がんで昨年10月に亡くなっています。

合掌。

佐江衆一

佐江衆一 - Wikipedia

黄落

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老い方の探求

www.amazon.co.jp