仏語再勉強の軌跡

フランス語の本が楽しめるようにするのが今年の目標

Freedom at Midnight

左は最近知り合った人(http://www.iko-origin.com/)から借りて読んだ本ですが、読んで、お返ししました。(KINDLE版は現在入手不能)。インド独立前後のことがジャーナリストの視点から、詳しく書かれています。最後のインド総督はビクトリア女王のひ孫で、かなり美化されて書かれている点をマイナスしても、まさに大英帝国のインド支配の幕を引くに最適な人物であったようです。ガンジーは勿論インド独立の最大の功労者ですが、彼の意に反して、イスラムパキスタンとしてインドと分離してしまいました。背景にはイスラムの指導者があくまで独立を主張したことがあったようです。しかし彼は実は余命いくばくもない病気だったのですが、その秘密は明るみに出ずに、独立に至りました。表紙の写真の一番左がその人ですが、確かに死相が出ていますね。もしその秘密が漏れていたらというのは、大きな歴史の「IF」です。そして、もし、ガンジーも暗殺されなかったら、現在のパキスタンバングラデッシュを含んだ巨大なインドが成立していたかもしれません。その本のなかで、カンジーのことも書かれおり、特に私の興味をひいたのは、ガンジーの禁欲でした。

右の本はインドで買って読みましたが、どうも子供だましでした。


それでこの本をKINDLE版で読みましたが、どうも専門的すぎて面白くありませんでした。膨大な量の研究書があるようで、研究書は、結局、それらの集大成にならざるを得ないようです。
だから、最終的には、直接、ガンジーの書いたものを読むしかないわけですが、ガンジー自身、膨大な著作を残していて、それは、世界最大(聖書の数倍)の「マハーバーラタ」の10倍に相当するとか!!!!
自伝を読んでガンジーに関しては終わりにしたいと思います。KINDLE版は何種類かありますが、Penguin Modern Classics版をダウンロードしました。